「ワダのその時、思ったこと、感じたこと」 (2021/7/28 №82)

オリンピックはやはり若者の祭典であり、可能性の追求の場

2020年東京オリンピックが開催され、今日(7月27日)は5日目である。すったもんだの末、無観客という状態が大半になる。それでもTVを通して、感動を与えている。やはり世界トップの選手の戦いである。

そんな中で驚いたのは13歳の西矢椛ちゃんのスケートボードでの金メダル獲得である。銅は16歳の中山楓奈ちゃんであった。

どうやら新しいスポーツほど10代の子どもが強い。当然である。スケートボードは20代半ば過ぎになると、身体も大きくなり、恐怖感もしみついて大ワザができなくなるという。

このような新スポーツは特別にしてもオリンピックの選手は大半が20代である。彼、彼女たちの年齢からみても、オリンピックは若者の祭典であり、一流の選手を育てる場である。生涯をそのスポーツに関わって生きていく人もいる。

しかし、オリンピックが政治の具になり、お金がかかりすぎるのもいかがなものかと思うのである。

© スポーツニッポン新聞社 メダルを手に笑顔を見せる西矢選手(左)と中山選手(撮影・会津 智海)