人生や経営の役に立つワダの一言(2018.7 №27)

「親にいただいた命。だから無駄にしてはいけない」

登山家、栗城史多君が山で亡くなった。

かれこれ10年以上前になるが、札幌で出会った時は、リックサックを背負ってきて、素朴な青年だった。純粋さを感じた。夢を語ってくれた。

東京に出てきた時は、二人で東京タワーに昇った。その時に「死んだら駄目だ!!」と強く言い聞かせた。

その時に友人だった伝説の登山家・長谷川恒男氏(1991年遭難死)からいただいた本をあげた。

「そこに山があるから昇る。それが登山家の本能だ」、有名な登山家の言葉である。

しかし「邪念、我欲」が表に出てくると無理をする。

「難しい山ほど無理をしてはいけない」というのも登山家の言葉である。

そんなことを栗城君は考えていたのだろうかと思う。

合掌