人生や経営の役に立つワダの一言(2020.11 №144)

 「人間だけが同じ過ちをおかす生き物だ」

「世界一貧しい大統領」と言われたウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ氏が日本を訪れ、広島原爆記念館を訪れた時の言葉である。

大統領時代も報酬の90%を寄付し、自らは質素な生活をして、自身の人生哲学を実践し続けた。

大量生産・大量消費を生んだ人間は不幸である。人間は発展するために生まれてきたのではない。私たちは幸せになるために生まれてきたのである。

質素と自由を最も大事にする小さな国の大統領に世界中が注目した。そのムヒカ氏、85歳で議員を引退したことが世界のニュースで流れた。ムヒカ氏の生き方は私たちに大事な教訓をコロナ渦で与えてくれる。